第36回国際福祉機器展/15カ国・地域から2万点超

視覚障害者向け情報処理機器など
500のメーカー・団体が参加
国内最大規模の福祉機器展「第36回国際福祉機器展」が1日までの3日間、東京江東区の東京ビッグサイトで開かれた。15カ国・地域から約500のメーカーや団体が参加。2万点を超える福祉機器には、視覚障害者向けの情報処理や移動支援機器も並んだ。例年通り、福祉車両や車いす・リフトといった移動機器に関心が集まったほか、介護予防のための運動機器や室内用の手すりなどが注目された。

予約管理システム
視覚障害者向けの情報処理機器が並ぶコミュニケーション機器のコーナーでは、鍼灸マッサージ治療院経営者のための予約管理システムが紹介された。岡山市のアイ・エス・ティが、「こりなおし」とネーミングしたサービスで、音声利用環境のホームページや携帯電話から治療予約の状況を管理できるシステム。患者からも予約申し込みができる使用で月3150円で利用できる。詳しくはホームページ。(http://korinaoshi.com)。

新読み取り装置
視覚障害者向けの情報提供システムとして普及が進む音声コードの新たな動きとして、新しい読み取り装置「スピーチオプラス」が廣済堂スピーチオ販売と日本テレソフトから紹介された。専用のスキャナーをパソコンに接続して使うタイプで、従来より読み取り精度が向上し、パソコン画面にテキストも表示できるようになった。

触知シールの研究
パナソニックはIHクッキングヒーターを視覚障害者が使う際の触知シールの研究を紹介。火を使わず安全で掃除も安易なため視覚障害者にも注目されているクッキングヒーターだが平板なタッチスイッチが採用されているため使いにくい。同社は、中途失明者でも触って分かりやすい記号を使った触知シールで手がかりを与える研究をしている。

音速音声提示方法
独立行政法人「情報通信研究機構」の情報バリアフリー助成事業を受けた研究成果の発表コーナーでは、(財)NHKエンジニアリングサービスが研究中の「音速音声提示方法」が注目された。視覚障害者が録音図書を聞く際やパソコン利用の時に使っている速聴きの声を聞き取りやすくする技術で、従来の速聴きの環境と同じスピード、同じ情報量で比べても、音声がくっりき聞こえるのが特徴という。


(点字毎日・活字版より 2009年10月15日発行)

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